GWの裏からのFBライン参加


GWの裏からのFBライン参加の説明図


GWの裏をやると見せて、そこにディフェンスを集中させておいてからフルバックをライン参加させるプレーです。

1996年早慶戦で慶応が用いました。昔からあるプレーなのかもしれませんが、私はこのとき初めて見ました。説明図のようにそのままトライとはならず、フルバック敵のNo.8がタックル。しかし、その後の2次攻撃で慶応はトライを奪いました。

ハーフからパスをもらったスタンドはすこし流れぎみに動きます。またこの瞬間にイッセンは思い切って外に開きます。次の瞬間にスタンドはまっすぐ縦に入ってくるニセンにパス。ここまではGWの裏とほぼ同じです。

敵のイッセンGWの裏に対応したディフェンスをするのでニセンはパスを受けたか受けないかのうちに強烈なタックルをくらいます。しかし、パスを受けてからタックルをくらうまでのわずかな瞬間にニセンはすぐ横にライン参加してくるフルバックにパスを出します。

敵のニセンGWに対応するために、思い切って開いたイッセンのマークにいっているので、タックルに入った敵のイッセン敵のニセンにギャップができます。フルバックはこのギャップを突く形でゲインラインをきります。

このプレーのポイントはタイミングです。ニセンがパスを出すチャンスは一瞬しかないので、その瞬間にフルバックがライン参加できるかどうかが鍵です。フルバックがパスを受ければ確実にギャップがあるので敵のフルバックか2線防御にくる敵のNo.8にタックルをくらうまではゲインを取ることができます。

1996年関東大学リーグ戦の関東学院大vs日大でも関東学院大がこのプレーを用いて、連続する2次攻撃でトライを奪っていました。しばらく流行するプレーかもしれません。


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